このはずくのくたくた日記

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<<   作成日時 : 2008/07/06 03:36   >>

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画像予約していた発達の専門医のところに、娘を連れて行ってきました。緊張した表情の娘。私もなんだか緊張して、前の晩はあまり眠れませんでした。
住宅街の中の小さなクリニックですが、ネットで調べたところによると先生はなかなかの経歴の持ち主らしい。立派な経歴であるだけに、近寄りがたい雰囲気だったらどうしようと若干不安に思っていましたが、実際にはあったかい雰囲気の物腰柔らかなおじいさん先生でした。お、いい感じ。
初回は1時間時間をとって、詳細に話をすることになっていました。

娘がプレイルームで遊んでいる間、まずは私と先生の面談。妊娠、出産時の異常はなかったか、その後の発達で気になったところはあったか、今現在どのような問題が気になっているか、など細かく話すことができました。
その後、娘と先生のカウンセリングでしたが、先生がプレイルームでの娘の様子を見て、2人だと極度に緊張してしまいそうだということで、私も付き添うことになりました。診察室に入る娘の顔は、すでにこわばっています。「怖くないよ、お話するだけだから。いつも通りにね」と言いましたが、初めての場所、初めての人、何が起こるかわからない状況で、リラックスできるはずもないか。専門の先生なので、こわばっているこの状態を診てもらおう。
「学校は楽しい?あまり楽しくない?」「好きなことはどんなこと?」「嫌いなことは?」など、娘にも答えやすいように答えを限定して聞いていく先生。体を硬直させて私の顔を伺いながらも、最初はポツリポツリと答えようとしていた娘。
ところが、簡単な計算問題でちょっと引っかかったところから無言になり始め、「これは全部でいくら?」とコインを並べられても、「朗読は得意だってお母さんから聞いたよ。先生に聞かせてくれるかな?」と絵本を差し出されても押し黙ったまま。しまいには腕や足をかきむしり始めた……。先生もこれ以上はかわいそうだから、と途中で切り上げてしまいました。
こわばって涙目になっている娘。次回は若い女性の心理療法士さんが発達のテストをしてくれることになりました。「次はおじさんじゃなくて、優しいお姉さんとテストをやってみようか?また来てくれるかな?」と優しく話しかけられても、目をそらすばかりでした。

今回の診察で衝撃だったのは、初回から自閉症児の症状を緩和するお薬を処方されたことです。こんなに緊張していては、普段の学校生活なども辛かろうということで、不安や緊張を緩和する薬を「お試し」で弱めに処方されました。
薬を飲むほどとは思っていなかったので、ショックでした。娘もさぞかしショックだろうと思いきや、薬を飲むことに関しては抵抗がないようで、むしろ「心が楽になるのだったらがんばれる」と言うではないか。……そんなに苦しかったのか。
それよりも、自分がお医者さんに診てもらわなくてはならないこと=ほかのお友達と違うと認識することの方が、彼女にとっては傷ついたみたいです。そうだよね。私もそれがかわいそうで、なかなか通院させられなかったというのがある。なんとかかんとか、クラスの中でやっていかれるのであれば、ことさら問題視しなくてもいいのでは?という気持ちがあった。
だけど、みんなと同じように振舞うために、本当は結構無理してるかもしれないと思う瞬間があって、その無理を放置することの方が、長い目で見るとかわいそうなんじゃないかという結論に達したのです。ASの子は、自分のつらさを表現できずにいることも多く、結果としてうつなどの2次的な心の病になる場合も多いと本で読みました。
薬を飲ませることになったのはショックですが、少しでも生きにくさが緩和すればいいと願うばかりです。

まだテストはこれからだし、最終的な診断の結果が出るのも当分先でしょうけれど、とりあえず最初のハードル「お医者さんに通うこと」を本人の中でうまくクリアしてくれるといいと思います。ひとと違っててもいいし、自分がなにか悪いわけじゃないんだよ、と態度で示せるといいのですが。
こういうことが得意、こういうことが苦手、という自分の個性が認識できれば、どう振舞っていけばいいのかを習得していくきっかけにもなる。何か困ったことが起こったときにひとりで我慢しないで、親や先生がいるんだと思えるようになってほしいなあ。
たとえ病名がついたとしても、みるくうさぎがみるくうさぎであることに変わりはないのだから、今までと同じようにマミはお前を愛する!お前もお前を愛しなさい。まずは一歩ずつ、小さな歩みでも一歩ずつ、進んでいこう。

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みるくうさぎ、クリニックへ。私も行った方がいいと思っていました。「性格」という範疇を越えているのは明らかでした。みるくは自分が違うという現実を突きつけられたショックがあったかもしれない。でも、本人が認めようとしなくても、もはや客観的にそれとわかるレベルなので、このまま押し通しても、どこかで行き詰まりを経験することになるでしょう。それならば、早いうちに手を打った方がいい。それが私の考え方です。職業柄、精神的問題を抱えた子や知能の遅れのある子を目にする機会も多い。その子たちがかわいそうということはない。むしろ、現実を認めようとしない親の方が痛ましい。認めたくない気持ちはわかるが。私自身がずっとメンタルな問題を抱えてきたがゆえに、みるくに問題があっても、驚きも動じもしないのです。むしろそう予感していたかのように自然に受け容れている。確かに難しい問題かもしれないし、そう甘くもないかもしれない。けれども、こうした問題を難しくしているのは、半分は社会の側でもあると思います。多くの人がそれをまっすぐに見ようとしないし、理解しようとしない。ASでも社会参加に成功している人もいるそうです。
カピ
2008/07/06 04:07
美人教師Kちゃんが、いつかの飲み会で話していたけども、昔はクラスに必ず何人かいた「変わった子」(いろんな場面で。いろんな意味で。)が、今はその変わった行為に学術的ないろんな名前がつけられている。対処法が分かるということではお互いに良いのだろうけど、特に小さいうちは境界が非常にあいまいだし、多種多様だし、コミュニケーションの中で皆が「いろいろな個性」を受け入れる態勢を育むにはむしろやっかいになった。というような話を思い出しました。誰でもいろんなストレスの中で生きていて、ぶつかったり、かわしたり、やり過ごしたりしながら進んでいくわけだけど、親がストレスに対処できる力や方法を身につけさせてくれたり、一緒になって立ち向かってくれることは素晴らしいことだと思う。今回、病院へ行くという選択をしたのは、そういうことかなと理解しました。親が思いを持って行動していること、味方だということは時間がかかっても必ず伝わると思うので、短期間ストレスを与えることになっても怯まないで! みるきーにとって、病院に行くというよりは、お話のおじいちゃんのところに行く、お話の練習に行くぐらいの気持ちになるといいね。
私だ
2008/07/06 11:14
いい先生のようだね。割りと早くに行けたんだね。あれから私もみるきーの様子を振り返ってみたけど「私ってなんて鈍感なんだ」という反省をしておりました。
うちのおかんがLDの子を受け持っていたけれど、その時は、クラスの子もその子の特徴を受け入れていた様子だし、学校だけじゃなくて、空手の先生とかそういう他のつながりとの中でも、うまくバランスをとっていたように思います。うちのおかんも勉強したし、その子のお母さんも勉強して、よく相談にのっていたみたい。その子は時間が分からなかったようだね。その子は得意なことも沢山あって、みんなを助けたりもしていたようだよ。だから今から周りもみるきーの特徴とか苦手なものを正確に知ることができたら、みるきーにとっても私たちにいいよね。という訳だから、私は、まず、みるきーの症状の勉強をしよう!と決意したわけです。私って大雑把だからね。気長によろしくお願いします。私もがんばります〜♪
まじっくかんこ
2008/07/06 20:43
>私だちゃん
心配してくれてありがとう。そうだね、Kちゃんがそんなこと言ってましたね。毎日子どもたちと接する仕事をしている中での実感なんだと思います。
授業の様子なんかを見ていると、みるくうさぎはおとなしく座っていて内容も理解できている(今のところ)から、落ち着きない子や課題に取り組まない子、騒いでいる子の方が目立つ。そこだけ見ていると、「ん?何が問題だ?」と思われるかもしれません。私も、問題ないんじゃないかと思ってしまうこともある。
ASの場合、もしもそういう分類がされていなかったら「あの人何となく変」「わがまま」「親の躾がなっていない」と思われながら、周りと同じように振舞うことを要求されて苦しむかもしれません。現在の発達障害のカテゴライズが適切かどうかはわからないし、そんなにきれいに分類できるものではないかもしれないけれど、「このような傾向の子どもがいる」と認識してもらうことは大事かなと思います。考え方だよね、名前がついたことで特別視するのはどうかという考えもあるけど、知らないで「変」と差別されるのもなかなかしんどいものです。
このはずく
2008/07/07 02:55
>まじっくかんこちゃん
いやいや、決してかんこちゃんが鈍感だということはないよ。実際にかんこちゃんにはよく懐いているから、みるくうさぎの特殊な一面は見えないと思う。家庭でリラックスしている時は、私たち家族にもわかりにくい。
集団生活に入った時、急に適応できないのが目立ちます。幼稚園や学校に上がって先生から様子を聞いてみて、そんなにも固まっているのかとびっくりするというパターンが多いです。それも性格的にシャイだからだと思って見守ってきたのですが、普通ならそろそろ場に慣れてできるようになりそうな挨拶や、友達との会話のキャッチボールができていない。みるくうさぎのような症状は選択緘黙といい、固まるのは一種のパニック症状らしいです。
かんこちゃんママのエピソードをゆっくり聞いてみたいです。得意なところを認めて伸ばしてあげることは、その子の自信にもなるし周りとの関わりを作る意味でもすごくいいと思う。みるくうさぎもそういう風に受け容れてもらえたらいいな。感受性は豊かだと思うから。
かんこちゃんもいろいろありがとうね。おおらかに接してもらえる人が周りにたくさんいてくれると、こちらも嬉しいのだ♪
このはずく
2008/07/07 03:14

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